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ひとりごと ~障害・福祉・医療・子育てを考える~

発達障害の子を持つ親として、また医療・福祉・介護にかかわる仕事を 通 して感じたことをつづるブログです.

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メンタルでの休職2か月目

 職場の生活保護行政を担当している職員が、この4月から休職しており、2カ月目に入りました。

 昨年、新入職員として入職し、いきなり「生活保護」担当に回され、先輩(といっても3年目くらいの経験)と一緒に仕事をしていたのですが、その先輩も別な部署に異動となり、新しく配属された職員も、今年入職した新入職員。
 本来ならこの新入職員と経験2年目の職員で「生活保護」を担当するはずでした。

 しかし、大学で「福祉」などまったく学んでこなくても、文系出身者の中で「3科目主事(大学で法律や、心理、社会学など3科目の履修歴のある者)であれば、「ケースワーカー」として生活保護担当には回されるのですが、それでも現場は一人いない職員の穴埋めもあり、また新人への事務指導もありけっこう大変な状況もあるようです。

 休職中の彼は、どちらかというと大人しくナイーブな印象を受けるタイプで、高校も県下一の進学高へ入り、国立大学を卒業したエリートです。きっと学生のころは親にとって「いい子」だったようなタイプです。仕事の場面でもほとんど自己主張することなく、気の荒い体育会系の先輩職員の「手下」となり影の雑用を一手に引き受けるようなタイプです。

 これまでの彼の生活の中には、きっと生活保護受給者のような人たちとの関わりや接点はほとんどなかったと思います。

 それがいきなり、社会の貧困や困窮家庭の人たちと関わることになり、それまでは先輩職員の背中を負うだけでアシスタント的にふるまっていればよかったところを、突然自分が、後輩を指導する立場に(2年目にして)代わり、プレッシャーも大きかっただろと察することができます。

 生活保護行政といっても、単なる事務的な手続きだけじゃなく、「ケースワーカー」としても、定期的に訪問したり、相談に乗ったり、時に助言したり、一緒に病院や施設などに同行したり、場合によっては死後の面倒までも(市長が身元引受人になる場合)見なければならず、かなりいろいろな支援を展開しなければいけない部署です。 だからそれだけ人生の機微を感じるセンスなども持ち合わせていなければ、うまく関わりができないのではないかと思うわけです。

 本来、そういう部署に配属される人には、福祉的な学びの経験がある人か、ある程度の勤務経験のある職員を配属するのが望ましいと思うのに、現場がそう訴えても人事を司る上層部は、福祉現場は人生経験の浅い新人でもいいという見解なのか?福祉が軽んじられているのか?

 結局、人事配置しても、こうしてメンタルを患ってしまうのであれば、やはり「適材適所」な配置とは言えないのではないかという気がします。

 同じ課のある係には、これまでメンタルで休職していた職員が、トライアル勤務ということで午前中だけ出勤しています。
 

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Author:TTmama
医療・福祉・介護分野で仕事をしてきました。息子が発達障害をもっています。仕事や子育てを通して感じたことを個人の見解として綴っています。

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