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ひとりごと ~障害・福祉・医療・子育てを考える~

発達障害の子を持つ親として、また医療・福祉・介護にかかわる仕事を 通 して感じたことをつづるブログです.

教員の不思議

 私は、教師と接していて、この人は世間というものが、まるでわかっていないのではないかと感じることがある。
 私には身分が安泰の教師が、社会の荒波を乗り越えていかなければならない生徒を育てられるとはとても思えない。
 働こうと真剣に動いているのもかかわらず、学校を出ても働けない生徒が珍しくない。
 教師なら少なくてもそうした厳しい現実と鋭い痛みに対するイマジネーションを持てなければならない。
 保障の世界にどっぷり浸かっている教師に何ができるのか。
 民間の教師がよく、公務員の教師が悪いと一概には言えない。
 最大の問題は実感としてこの教師は、子どもを預けたくない、この人には子どもの教師であってほしくないと思っても、当人がその立場と仕事に一生留まれることだろう。
 (和田 創さんのブログ)


 教師や公務員などへの世間が思う評価を言いえているブログかなあと思います。
 教師集団って本当に狭いし、一般の世間的常識を知らない人もいる。

 発達障害児学習塾を経営していた先生がかつて、絵本や教育関係の出版社に勤めていた時、よく教員の集会に教材の営業も兼ねて伺うことが多かったそうです。
 そのときに、たいていの先生が教材のサンプルを眺めて、欲しいものがあると購入するかといえば、「ただでくれるんじゃないの?」と言ってみなさんそっぽを向かれるのだそうです。
 「教員というのは教育メーカーからサンプルをいただける世界にいるから、何でもただでもらえると錯覚しているんじゃないんでしょうかね。」と嘆いていたことを思い出します。


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たらい回しにされた支援

 ある高齢者の一人暮らしの男性が、ある病院から退院して自宅へ帰ることになりました。しかし、現在の症状では一人暮らしが難しいと思われ、病院では施設入所の方が適当と思い、そちらを進めましたが、あいにく今あいている施設が有料老人ホームしかなく患者さんの家族(息子さん)にはそのように説明していました。

 息子さんは病院でそのように助言してくれるので、段取りができているのだろうと思い、自分が何か手続きをしなければいけないという認識がありませんでした。

 しかし、よくよく聞いてみたら、受け入れ側の施設は病院から患者さんのことは何一つ連絡を受けていませんでした。
 当の患者さん(高齢者)は、自宅退院を望んでいました。
 以前にも、ヘルパーやデイサービスを利用していたので、今回も何とか一人でも生活できるだろうと思っていました。
 (しかし、今回の入院の原因は服薬管理ができずに薬を飲まなかったことも背景にありました)

 退院時の支援に出向いた担当のケアマネジャーと、包括センターのスタッフ。
 そのスタッフは、本人の退院後の状態を見て、「こんな状態でよく病院は退院を許したものだ、息子はなにもかまわない」「息子の家には嫁さんも仕事をしないでいるのに何で引き取らないのか」と、病院と家族の批判を職場に帰ってからもずっと言っていました。

 その利用者は、退院したその日に緊急的にある特養のショートステイでお世話になるように計画を組みました。

 数日ショートに入っている間に、先の有料老人ホームへの入居準備を行い、受け入れが整い次第、その高齢者は有料老人ホームに入居しました。

 しかし、入居して数日後に、食事を配膳するスタッフに暴言をはき、利用者がスタッフを叩くという行為も始まり、本人曰く「俺をたらい回しにして、おまえらが勝手におれの生活を決めて・・・」と、イライラや不満をスタッフに暴行を加えるという形で表してきたのでした。

 ホームのケアマネジャーが包括センターの保健師に電話にてそのような状況を報告してきました。

 しかし、本人の行動が「認知症がひどくなったから」とか、「昔からあの人はわがままなんだから」とか、そういう結論に行きつき、自分たちが利用者の思いを無視して、自分たちの考える方向に支援を決めたことへの振り返りの発言はありません。
 
 それ以前に、今回病院から退院する際の退院時の本人や家族を交えての話も不十分だったり、在宅との連携がうまくいかなかったりも要因のひとつかもしれません。

 しかし、その高齢の男性にとっては、「病院→自宅→ショートステイ(特養ホーム)→有料老人ホーム」と居住の場所を短期間にあちこちとうつされてしまいました。それが支援者側の「あなたのためを思って・・・」だったとしても、当の本人にとってみれば「たらい回しされた」という感覚でしかないのだと思います。

 支援者側の思いと、利用者・家族の思いをもう少しすり合わせしてあくまでもこちらの思いだけを押し付けないような支援の在り方を日ごろから考えていかなければと思います。

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Author:TTmama
医療・福祉・介護分野で仕事をしてきました。息子が発達障害をもっています。仕事や子育てを通して感じたことを個人の見解として綴っています。

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