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ひとりごと ~障害・福祉・医療・子育てを考える~

発達障害の子を持つ親として、また医療・福祉・介護にかかわる仕事を 通 して感じたことをつづるブログです.

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何のための視察か?

 役所のなかで仕事をしていると、市会議員や民生委員、地区の役員など、さまざまな関係団体との接触もあります。
 あるとき、議会担当の職員から「議員が○○県方面へ視察研修に行きたいのでどこかいいところはないか?」とわが課に打診がありました。
 ある高齢者福祉の先進的な取り組みをしている市町村を視察したいのだとか・・。
 全国的に(予算も範囲内で)先進地と言われる自治体は結構あるのでしょうが、しかしそういう事例よりもまずは「○○県」に行くことが第1の目的であり、観光地を巡って温泉につかって懇親会をするということが見え透いているのでした。
 最初に旅行感覚で対象の地を決めてからなので、その近辺にある「先進地」のところなんていったら、どんどんハードルが狭くなってくるのです。
 いったい、あなたたちには税金をつかって視察をするという意味が分かっているのでしょうか?

 またある地区の民生委員たちも年に1回は県内の先進地の視察と称しては、「どこかいい施設がないか」と担当者に話がはいります。
 そこで担当者が近間の(隣の市や町)ある程度先を行っているような施設のある市や町の名前を出すと、「近すぎてだめ。もっと遠いところがいい」というふうになって、結局は遠方のありきたり施設を紹介することのなります。

 この場合、自分たちの活動のために先進的にとり組んでいる他市町の民生委員たちの活動を聞きに行きたいと言うのなら分かりますが、まずは視察後の慰安目的も兼ねているので、ある程度地元からは遠く旅行気分で行ける所の場所が第1条件になり、そこにあるちょっとした施設ならば何でもいい、とにかく自分たちでリサーチするのが面倒なので、何でも所管する課や係に打診がはいるという流れになっています。

 そういうメジャーな施設よりは、NPOなどで地道に官でできない隙間を一生懸命に取り組んでいる団体なんか是非勉強してもらいたいのですが、そういうあまり自分達にとってあまりメジャーじゃないところは敬遠し、「箱モノ」施設に目が行きがちな人たちだなあと思います。

 視察して、どのように自分たちの活動にいかそうとしているのか?目的があいまいだからとにかく「行った事実」をつくり、宴会で交流を深める・・そのあたりが本音の研修なのではないだろうかと思いたくもなります。



 
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医療・福祉・介護分野で仕事をしてきました。息子が発達障害をもっています。仕事や子育てを通して感じたことを個人の見解として綴っています。

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