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ひとりごと ~障害・福祉・医療・子育てを考える~

発達障害の子を持つ親として、また医療・福祉・介護にかかわる仕事を 通 して感じたことをつづるブログです.

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ひきこもり調査の結果

 県内版のニュースで、「引きこもり調査の結果、県内には引きこもりの人が790人いることがわかった」という調査結果を発表していました。

 この調査は春頃に民生委員に依頼して担当地区に引きこもりの若者(成年も含め)がどのくらいいるのかを実態調査した物の結果を県が取りまとめたものをマスコミで取り上げたものでした。

 この790人という数字の信ぴょう性がどうなのかはわかりません。実際、民生委員だってどのようなルートでその数字を出したのか?
 直接自宅に訪問して「お宅に引きこもっている人はいますか?」と尋ねるわけでもないでしょうし・・。
 家族から直接「実はうちには、こういう子がいるの」とど相談されれば別ですが・・。
 たいていは、近隣や関係者からの情報で「あそこの家には、いい年しても仕事をしていない青年がいる」「最近閉じこもっているようだし、顔も見ていない」などの外部からの声をもとに間接的な調査結果の数字でもあるわけでしょう。

 実際、民生委員と一緒に会議を開いたり、情報交換をすることの多い立場にも私はありますが、正直民生委員さんたちは、「県や市から次々と調査物ばかり多くて大変だ」とぼやいてもいます。
 ましてや、引きこもりの調査は、導入が一番難しいとも・・。
 「引きこもり」と一口でいっても、中身は個々の事情で違います。民生委員は守秘義務があると言いながらも、民生委員に情報を提供する近隣住民などには守秘義務はありませんから、勝手な想像や思いこみでその家庭を評価しているとも限りません。
 
 県は引きこもりの実態調査をして数字を公表するだけで、対策は何をするのか?
 ずっと前に「引きこもり相談センター」を設置して相談対応すると言いながら、じゃあ相談の電話を入れれば、(結局専門家でない嘱託の職員が少ない人件費で雇われているだけ)「その相談だったら○○精神保健センターへ」「それは市町村の福祉課へ」と結局たらい回しにするだけ・・。
 
 私達の職場(行政)には、こういう調査物や報告物が毎日のようにきて、提出を求められますが、「実際その調査をして何なの?」という感想も正直なところ・・。

 引きこもる原因になる社会情勢を変えない限り、いつまでも「引きこもる当事者や家族」が悪者にさらされるような違和感を持ちます。

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医療・福祉・介護分野で仕事をしてきました。息子が発達障害をもっています。仕事や子育てを通して感じたことを個人の見解として綴っています。

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