FC2ブログ

ひとりごと ~障害・福祉・医療・子育てを考える~

発達障害の子を持つ親として、また医療・福祉・介護にかかわる仕事を 通 して感じたことをつづるブログです.

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

子育て支援

 「子育てするなら○○市」のスローガンで子育て支援に力を入れていた○○市で母親が生まれて間もないわが子を殺してしまった事件がまたおきてしまいました。「また」というのは、昨年も同じような事件が起きていたからです。
 昨年の事件を受けて県や市町村では「子育て支援対策」を打ち出していました。保健師による訪問指導の強化や子育てサロンなどの開設などなど・・・。しかし、また同じような事件が起きたわけです。
 
 こういう事件が起きるたびに、マスコミがわっと駆けつけることとなり、「県や自治体は何をしていたのか」という追及が始まります。それを逃れるためにも、「これだけの施策をやっていました」と弁護に走る上層部のコメント。
 
 県では、各自治体に子育て関連の実態調査を要求してきます。リスクのある家庭や育児に悩む母親がどのくらいいるか、訪問回数は足りていたのか・・・など。
 さらに保健師たちは「虐待の徴候」を見逃さないようにと、乳幼児健診や家庭訪問指導でも母親の悩みにしっかり耳を傾けるというよりも、「子どもの体に傷はないか?」「母親の心理状態がどうか」などと、「職業的な感覚」で母親を「査定」し、その中でちょっとでも育児不安を訴える母親は、「ちょっと気になる母親」「リスクのある母親」としてカウントされ記録に残されることになる。
 それはそれで「業務」としては必要なことだと思うけれど、もっと根源的な「子どもを育てていくことの本質」(悩みがあって当たり前でありみんな通る道であること)を伝えてくれる人の存在が必要なんじゃないかと思います。それが昔は経験者だったりするわけだけど、(自分の母親だったり、姑だったり、祖母だったり、近所のおばちゃんたちだったり・・・)なかなか今はそういう環境の少なく、若い母親の「孤立感」はますます高まっているのでしょうか。

 こういう事件が起こるたびにその背景をしかりと見つめ、表面上の対策だけでは解決しない問題がはらんでいるような気がします。
 行政が考えるような「子育て支援策」をいくら打ちだしても、このような母親達の根源的な悩みや不安は簡単には解決しないような気がします。
 

関連記事
スポンサーサイト

コメント

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://ttmama4913.blog.fc2.com/tb.php/448-8063d42c

地球の名言

プロフィール

TTmama

Author:TTmama
医療・福祉・介護分野で仕事をしてきました。息子が発達障害をもっています。仕事や子育てを通して感じたことを個人の見解として綴っています。

カレンダー

11 | 2018/12 | 01
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

カテゴリ

最新記事

月別アーカイブ

訪問者

全記事表示リンク

フリーエリア

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。