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ひとりごと ~障害・福祉・医療・子育てを考える~

発達障害の子を持つ親として、また医療・福祉・介護にかかわる仕事を 通 して感じたことをつづるブログです.

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卒業にあたって

 次男の小学校の卒業式でした。県内でも児童数としてはマンモスに近い学校ですから、式にもたくさんの来賓の参加もありました。
 学校の卒業式というものは、それなりの式次第のとおり進められます。中学生の制服に身を包み、先生達も正装をするだけでも、おごそかな儀式となり、そこに保護者の感動を誘うような演出も加わると、まあ毎年恒例に行われる催しものなのですが、やはり感激するものでもあります。

 次男は特に4年生のときには、最初の4月を除いて、ほとんどクラスには混ざれませんでした。5年生の時クラス替えになって担任も変わったことで、クラスになじみ、6年生も持ちあがりで最後は友達がたくさんできて卒業することができました。
 そんなことを思うと、結果論ですが、クラスメイトと一緒に卒業証書をもらえたことは大変喜ばしい出来事でもあるでしょう。
 長男の中学校時代も2年生からは学習室登校で3年生はほとんどクラスに混ざっていなかったのでしたが、卒業練習の時期になって数回クラスメイトに混ざって、最後の最後にはきちんと卒業式に参加しました。
 校長は「卒業生○○○名、全員この場で卒業証書を手渡すことができました」と祝辞のさいに強調していました。
 きっと、わが子が出ないといえば、ひとり校長室での授与も親としては覚悟していたことでもありましたから・・・。
 最後にクラスに戻り、担任の先生から一人一人の頑張りを称えた「2番目の卒業証書」を手渡すときは、長男の番がくると、先生は感極まり数分何もしゃべれず涙を流し続けました。それだけ担任にとっては、最後の晴れ舞台、クラス全員が卒業証書をもらえたということは、大きな感動と「成果」の一つなのだと思います。

 しかし、こういう儀式的な卒業式に参列していて、思うことは、参加させたくても参加できない子どもだっているだろうということ。それが、我が家の子どもたちだってそういう環境や心理状態におかれていたら、そういうことにもなりかねなかったかもしれない。
 結局、子どもたちは自分で考えて、自分なりに成長してくれた。

 長男は中学3年時から通っているフリースクールの卒業式に高校生になっても行きたいと言って、学校を休んでまでフリースクールの卒業式に「在校生」として参列しました。(昨年は中学を卒業するということで一応の卒業生として記念品をいただきました)
 生徒自体も数名しかおらず、その中の卒業生は二人です。二人とも高校生でしたが、不登校になりフリースクールで大検を受け、今春関東地方の大学に入学するそうです。
 長男に言わせれば、学校で行われる儀式としての卒業式も感動はあるけれど、フリースクールでの少人数での心温まる卒業式の風景もまた別の感動があるようです。

 わが子は二人とも必ずしも順調な道のりを歩んできたわけではありませんが、それゆえ、いろんな学校のありかたやいろんな価値観の人との出会いをつくってくれたと思います。
 普通の小中学校の入学式や卒業式、養護学校の入学式や卒業式、そしてフリースクールでの卒業式などさまざまな「学校」とそこに関わる人との出会い。

 
 長男が、次男に言いました。
 「中学校だけは、少しくらい嫌なことがあってもクラスにまざっていた方が絶対いいよ。友達を大事にしろしろよ。僕はあのときクラスに入れなかったことを今は後悔している」「中学校は楽しいよ」

 あんなにクラスメイトの目線が気になり(特に女子)、「学校なんて燃やしてやる!!。先生なんて嫌いだ!!」と帰ってくるなり学生かばんをぶん投げて怒りをあらわにしていた長男でした。
 不登校も経験し、その後はクラスに混ざれず支援学級でも同級生と感覚的になじめず、学習室で過ごす時間が多かった長男でした。
 その長男が次男に「中学校だけは嫌なことがあっても毎日行けよ。あとで後悔するから・・・」なんてアドバイスできるくらいにまで心の成長をしていたことに感動する私でした。

 自分の中学生活を考えても、思春期の多感な時期、その渦中にいるときは正直しんどかったけど(ちなみに私は卒業時の寄せ書きには「中学生活面白くなかった、早く高校に行きたい」と書いています。)小中高大学を通して懐かしい思い出も(いいことも嫌なことも)一番多いのも中学生活なのかもしれません。
 
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医療・福祉・介護分野で仕事をしてきました。息子が発達障害をもっています。仕事や子育てを通して感じたことを個人の見解として綴っています。

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