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ひとりごと ~障害・福祉・医療・子育てを考える~

発達障害の子を持つ親として、また医療・福祉・介護にかかわる仕事を 通 して感じたことをつづるブログです.

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医療現場で感じること

 しばらくブログを書くのをすっかりご無沙汰していました。
 なかなかパソコンに向かう心境になれず・・・。

 でも、これまで感じたいろんな思いも心の中にはたくさんたまりにたまってもいたので、これからは少しずつ再開していきたいと思います。

 昨年の4月に福祉・介護(行政)の立場から病院という医療の現場に身を置くようになりました。病院勤務は十数年ぶり。
 以前に勤めていたときは、院長はじめ平均年齢も若かったせいか、ある程度活気もあり、県内のリハビリテーションの先端を走っているような自負もあり、また「医療はサービス業です」という院長の理念もスタッフにも浸透していたせいか、他の病院よりは親切だとの世間の評価も高かったものです。その院長もすでに開業してしまってからは、徐々に患者さんもそちらへ流れたり、新たな医師の確保もままならず。現院長はがんばっているものの、なかなか下に続くほかの医師たちをうまくまとめられず(というか、組織で病院の経営を考えていこうという方向性が統一せず、医師たちはそれぞれが同じ方向を向いていないことが大きいと思いますが)。
 
 介護保険政策と医療保険政策は表裏一体的なもので、高齢者人口の増加に伴い、介護保険制度も財政難から制度設計そのものが揺らいでいる中、当然そのしわよせは医療保険にも及んできます。
 医療報酬もマイナス改定が続くようになると、何とかして経営を健全化しなければなりませんが、ただでさえ赤字を抱えている地方の病院には、なかなか優秀な医師の確保は難しい。中には医師自らが医療を放棄しかねないような状況も・・。(ベッドはかなり空いているのに、高齢者は積極的に担当したがらず、救急車が来ても窓口で断ったり、入院患者は一桁しか見ないという医師がいたり、それでもって高給が支払われている・・・)
 こういう状況に長年慣れてしまうと、ほかの病院スタッフがいくらがんばろうとしても無駄なことというあきらめや開き直りの心境になるのかもしれません。
 あえて渦中の栗を拾おうとせず、「しょうがない」という感覚になるのもある意味仕方ないことなのでしょうか。
 今は、ベッドが空いていても在院日数が長くなればなるほど、医療収入は少なくなるしくみなので、何とかして早く退院させようという動きになっています。入院患者さんが次々にやってくるなら、早く誰かを退院させなければいけないということになるのですが、ベッドがあいているのに何で退院を急がせるのかという不満は、患者家族やケアマネジャーなど介護関係者からも聞かれます。
 しかし、医療の仕組みがそうなっているので、何とかして収入を上げる仕組みも病院は病院で考えなければならない。そういうことを病院全体で考えていく必要があるのでしょうが、なかなかそうはならないところに大きな要因がありそうです。
 
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医療・福祉・介護分野で仕事をしてきました。息子が発達障害をもっています。仕事や子育てを通して感じたことを個人の見解として綴っています。

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