FC2ブログ

ひとりごと ~障害・福祉・医療・子育てを考える~

発達障害の子を持つ親として、また医療・福祉・介護にかかわる仕事を 通 して感じたことをつづるブログです.

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

不登校の子どもを持つ親として

 子どもが発達障害だったり不登校だったりする親として、また多少は福祉や医療畑にいた立場として、私自身の性格的なものや、仕事・個人的な子育てへの興味関心から学び取ってきた知識的なものも含めて、あくまで個人の見解として思うところをこのブログ通して考えてきました。
 また同じ悩みをもった人のブログを読ませていただいたり、同じカテゴリーのブログの内容をいろいろ渡り歩いてみたり・・。
 
 不登校について書かれてあるブログで多いのは、わが子の不登校をきっかけに親も学びなおしの機会を与えられ、親が変わったら子どもの変わった。だから、この成功体験をなんとかほかの悩んでいる人に教えたいというもの。
 もうひとつは、子どもの毎日の動向をつぶさに観察し(今日のわが子の様子など)、一喜一憂し、ブログに書くことで自分の気持ちの内面を吐き出し心の整理と共感して欲しいという切なる心の内面を吐き出すもの。まるで子どもの観察日記のようなもの。
 そのほかには、いわゆるその道の自称「専門家」という人たちの「相談受け付けます」と講座的内容のブログ。
その「専門家」は必ずしも国家資格のような肩書きでなくても、「○○カウンセリング認定コース」とか、「○○コーチング養成講座」の受講後に認定資格のライセンスをいただいた方も多く、不登校マーケティングに進出し、カウンセリング(電話・メール・対面)料金をいただき支援したがる人が多いようです。
 
 その中でも 不登校のわが子を持つ方が、子どものことを知りたいという動機からお金をかけて自分もそういう講座に参加するのは自由ですが、自分の子どもが不登校から立ち直り学校復帰したとたん、今度は自分が認定セラピストなどの資格を活かし、(お金をかけて認定証はもらったので)、1時間○千円、○万円、××コースの研修受講費○十万円とか、たった1~2年足らずの体験でさえもその成功体験を有料で支援しようとしている人の多いことに気づきます。

  そういう親(特に母親が多いですが)のブログで共通しているのは、「最初は子どもが学校に行けなくなったことにショックで、落ち込み苛立ち、一時期は親も子も修羅場をくぐった。しかし、親自身も子どもの気持ちを理解しなければと思い、某カウンセリング講座等に参加し学ぶことで子どもへの接し方が変わったら、子どもも変化しだした。」というもの。そしてこの「変化」もたいていは「学校復帰した」というもの。
 だから、こういう人たちのブログは「不登校のわが子をいかにして学校復帰させるか」のノウハウ的なものになるきらいが大きい。もちろん「親の価値観や考え方がかわったから」と、言葉の上では表現していても本音の部分は変わらないのだから、再び不登校になりはしないかと、どこかはらはらしながら子どもを見ている。
 そういう人が書いているブログを一通り眺めてみると、あんなに「私は子どもの気持ちがわかり、理解した母親です」といっているのとはうらはらに、相変わらず、子どもの動向に一喜一憂していることには変わりない内容もいまだ持って多いことに気づくのです。
 頭の知識では理解しても窮極の目標は「学校に行けること」にあるので、自称カウンセラー母親たちは、そういう「商売」をしてしまった以上、わが子が再度失敗すること(不登校になること)にとても神経質になっているのが文面からも伝わってきます。

 不登校への支援は子どもよりも先に、親の精神状態の安定や、親自身もこれまでの生き方や価値観を問われるものになるわけですが、そういう場が最初は必要なのは理解できます。
 多くは既存の地域にある各種親の会に参加したり、数多くの体験書籍を読み漁ったり、講演会や研修会などに参加して知識を吸収し、それを自分の問題としても捉えなおすことができれば、何もお金をかけてまでカウンセリングを受ける必要もないような気もするのです。
 私の場合は身近にいる職場の人や価値観が煮えいる不登校を持ったことのある知人のお母さん(仕事を通しての仲間)の体験談や昔当事者たっだ人の思い(あのとき親にどうしてほしかったのかなど)を聞くことで、いまの自分の立ち位置を振り返ることができたような気がします。それは必ずしも学校復帰がゴールではありません。退学したり、学校に行かないことを選択した当事者の思いをしっかりと尊重しながら親としてできること(愛情)をどうかけていくか、どんな境遇に陥ったとしてもけっして見捨てずにあきらめない、そんな親のあり方というものを学びました。
 でもそういう機会に恵まれない人やネットで情報を得たい人にとっては、かっこうのターゲットになるのだろうなあと思いながら読んでいました。
 あげくのはてにあるブログでは「不登校の子どもが学校に行けるようになるまでのノウハウを伝授します」といいながら、「半年間は講座を受講してもらいますが(それでも何十万円の受講費がかかります)、学校復帰できなくても当方は責任を負いません」なんていう内容のものもあり、子どものための支援というより、自分の承認欲求を満たすための目的じゃないのかとすら思えるものが多いです。
 
関連記事
スポンサーサイト

コメント

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://ttmama4913.blog.fc2.com/tb.php/497-a6942b46

地球の名言

プロフィール

TTmama

Author:TTmama
医療・福祉・介護分野で仕事をしてきました。息子が発達障害をもっています。仕事や子育てを通して感じたことを個人の見解として綴っています。

カレンダー

11 | 2018/12 | 01
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

カテゴリ

最新記事

月別アーカイブ

訪問者

全記事表示リンク

フリーエリア

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。