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ひとりごと ~障害・福祉・医療・子育てを考える~

発達障害の子を持つ親として、また医療・福祉・介護にかかわる仕事を 通 して感じたことをつづるブログです.

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学生実習

職場には1年を通して学生の実習を受け入れています。
 私の所属するリハビリ部門でも2~3ヶ所の学校から理学療法士や作業療法士の学生が実習に来ます。実習も1年次は1週間の見学実習から3~4年次ともなると臨床実習期間も2ヶ月近くに及びます。
 私が学生だったころは(今から○十年も前)、学校も乱立していなく、せいぜい国立療養所系列や私立の専門学校、文部省(今の文科省)管轄の医療短大くらいしかなかった時代。実習先も卒業生の勤務する病院等等が多く、何かと後輩学生として公私にわたり面倒をみてもらってたことを思い出します。
 実習地も県外だと実習先の宿舎を斡旋してもらい家賃も払わずに実習に専念できていましたが、今は県外への実習となると学生自らが別に宿泊先を確保しなければならず、学校も補助してくれないから、二重に経済的負担ものしかかるようです。
 そんな事情もあってか、今の親の経済事情も反映してか、公立の大学に通う学生も苦学生が増え、ほとんどがアルバイトをしているようです。
 
 そして今や、養成校は乱立しています。実習先を確保することも大変です。
 毎回毎回やってくる学生を担当するほうも、ルーチン化して、機械的に学生も扱われてしまっているような感じです。
 「養成校のランク=学生の能力」とばかりに「今度の学生は偏差値の低い高校から○○専門学校に入った子だから頭悪い」なんて平然と言ってのける指導者の療法士。そういう人に限って、患者さんをもランク付けしたがる人です。自分の治療を省みることなく、何でも患者のせいにする人って、物事を外見で評価しがちのようです。

 最近の学生のこの職業に就きたい動機として
 1)学生のときに部活動(スポーツ)で怪我をして、自らがリハビリを受けた経験があるのでそういう職業を知ったという人。
 2)リハビリの仕事がしたいというより、大学進学が優先で、学校選択の際に自分の偏差値で入れるところを選んだという人。
 医療系の大学だと資格も取れるし、就職にも有利と考える人。
 3)家族に高齢者や障害者(児)がいて、リハビリを受けたことがあり、理学療法や作業療法という言葉も早くから知っていたという人。
 などさまざまです。
 頭脳(学力)だけで進路を選択した学生は、その後対人援助がうまくできず、一人の職業人として踏み出す前に悩んでしまうようです。四年生の医療大学出身の学生はそれなりの偏差値で受験をクリアしてきているので、机上の学力はあるかもしれませんが、患者さんとコミュニケーションがうまくとれなかったり臨床で技術を磨いて患者さんのためにつくしたいというモチベーションが低い子もいます。
 
 医学教育全般に言えることですが、知識やテクニック(技術)の前に、目の前の病める人に対する医療人としての対人援助はその根本にあると思うのですが、医者ですら頭だけよくても患者さんやスタッフとうまくコミュニケーションをとれずに何かとトラブルの元になっている人は実際うちの職場にも何割かはいます。

  まずは、実習先で何を学ぶか・・・。医療人としての心構えのベースをしっかり学校でも教えるべきでしょう。
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医療・福祉・介護分野で仕事をしてきました。息子が発達障害をもっています。仕事や子育てを通して感じたことを個人の見解として綴っています。

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