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ひとりごと ~障害・福祉・医療・子育てを考える~

発達障害の子を持つ親として、また医療・福祉・介護にかかわる仕事を 通 して感じたことをつづるブログです.

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社会福祉士の仕事って?

以前職場で一緒に働いていた社会福祉士の女性のことについて。
 彼女は現在はアラフィフの女性ですが、社会福祉の大学を出たあとにある特養ホームの相談員として数年勤務後に、行政に入りました。
 入職仕立てはまだそんなに任せる仕事もなく、上司も徐々に慣れてもらおうと考えていたのでしょうが、
「あの上司は私に仕事を任せてくれない。何のために専門職採用したのだ」と陰で同期入職者たちに愚痴をこぼす毎日。

 福祉課という職場では行政職あがりの(福祉大学卒業でない)ケースワーカーも多いわけですが、「専門職」として入った彼女は、何とかして自分も一人前に認められたい(むしろ行政職採用者よりも自分のほうが福祉については」知識・技術が上だといわんばかりの態度)、ケースを任せてもらいたい一身で先輩に取り込んだり、けっこう陰では足の引っ張りあいを繰り返していました。
 数年後にようやく職場での地位も少しずつ認められるようになると、業界団体の理事に立候補したり、その立場を活かして県や国へ働きかけたりしながら、「○○市の福祉課には、××さんがいるから」と自分の存在価値をみせつけようと必死の次期がありました。
 確かに彼女は論理的に物事を進められ、社会福祉の「専門家」としての「自負」もあり、仕事もばりばりこなすタイプの女性ではあります。
 ただ、来所する困難を抱える相談者やケアマネジャーたちが、うまく要領よく相談ができないとじれったくなるのか、「結論から先に言って!」「つまり要点はなんなの?」とじっくりと話を聞いているのが耐えられなくなるようです。彼女に相談を持ちかけるときは、ケアマネジャーたちも緊張して言葉を選んでしまう人もいるようです。
 福祉の専門職という自らのプライドもすごいので、彼女のテリトリーに入ろうとする人への敵意もむき出しになります。
 自分が業界や団体から認められているときはとても気分がいいのですが、ひとたび周りから自分の仕事のやり方を否定されたり、業界団体の理事をはずされたりしたときには、とたんにこれまでの態度が豹変し、相手への批判や誹謗中傷も増え、自分の考えを正当化するので周囲も表立って反論できずに追随せざるを得ず、結局相手のほうが悪者になってしまうのです。

 あるとき職場に病院から一人の看護師が異動になって私たちの部署に配属されました。彼女は(今でいえばアスペルがーの特質を持ってい女性だったのでしょうが)、新人で病院看護師として採用されたものの、仕事や人間関係でのトラブルが多く(同じ市なので)、上司同士の判断で行政の相談窓口に異動になったのでした。
 社会福祉士と看護師というペアで相談業務に就かなければならない仕事のため、彼女はその新人の上司となったのですが、案の定さまざまなトラブル(トラブルと言っても発達障害、アスペルがーの特性を理解していればうまく対応することも可能なレベル。でも当時はそういう概念すら世の中にない時代)の数々に自身もうつ状態になっていったようでした。
 また陰で、新人看護師をやめさせてもらえるように再三自分の上司に愚痴をいいまくり。かといってまた病院に戻すわけにもいかず、結果的に保育所の0歳児保育の現場に異動となりました。
 異動が決まり、何かの役に立てばと思い、自分が以前使っていた保育(看護)関連の本をプレゼントしたとき、それを聞いた彼女は「あんな人にそこまで親切にすることはないですよ。どうせ裏切られるだけです」とばっさり切り捨てるのでした。
 
 調査や聞き取りなどで入院しているケースを訪問したとき、職場に戻るなり、「ナースステーションに声をかけたのに、みな私を無視して、なんなの、あの看護師たちは!」と怒りを吐き出しました。
 また、同僚の保健師の独りよがりな行動にはいつも、彼女のいないところでほかの同僚たちに彼女の悪口三昧。「いつも勝手に相談もなしに単独行動は良くないよね」といいながら、ケアマネジャーたちから相談があり、警察やほかの公的機関などと連携をとらなくてはならないケースのときは、絶対自分がそれを遂行したい下心もありありなので、陰でいろいろ画策をしながらも、これは私の出番とばかりに、それこそ単独行動を批判していたのに、自分も単独行動に出る。
 あるケースが不審死した際にも、真っ先に自分が率先して現場に出かけていきました。人の非難をする割には自分もそういう態度をとっているのですが・・・。戻ってくるなり、また愚痴の連発です。

  若い捜査担当の刑事から、第一発見者としてケアマネジャーとともに事情聴取されたのだそうですが、(発見者にも警察は一通り住所・氏名など素性を質問するようです)日ごろから警察とも認知症者の対応などで連携があり、行政の××さんとして警察の生活安全課から一目置かれていた彼女としては、部署の違う刑事から改めていろいろ聞かれたことで自分のプライドが傷ついたと感じたようです。
 「あの刑事は大変失礼な奴だ。”私の名前をあなた(自分より若い刑事)は知らないの?私は○○市役所でお宅(警察署)の生活安全課のT課長とはいつも一緒に仕事している関係なんですよ。(そんなことも知らないのか?)私のこと(氏名、仕事先)はT課長に聞けばわかるから”と言ってやったわ」と自慢げに話すのでした。
 客観的に聞いていて、とても自信過剰で、かなりプライドが高い人なんだと改めて確信するにいたったのですが、周りの同僚たちも返す言葉がなく(変に反論したりたしなめても結局それを言った人が悪者になって陰で言われるのが目に見えているからか)、
一応相槌を打っったり「大変だったねえ」とねぎらう言葉をかけたりでやり過ごしていました。

 処遇ケースが知的障害者だったり、生活能力の低い層には頭ごなしに「○○しなさい。××しなければだめだ」とばかりに威圧的・指導的言動・態度(相談している本人の前で腕組みをし椅子の背もたれにふんぞり返ってそういう言動を言っているのです)。
 そしてそういうケースが自分の意のままに行動してくれないと相手に対して憤慨するのです。毎日の行動を紙に書かせて自分のところに持って来いと、行動を監視したり、「ああいうやからは厳しくしないとだめだ」とばかりに一方的に指導・叱責する始末。
 とにかく彼女は、貧困・精神障害・知的障害などで生活能力の低い人たちにはどこか馬鹿にしていたり、そういう人たちが基本的に許せないようなのです。(実は彼女の親族に精神障害者がいるという事実もあるにもかかわらずです)
  
 また一方では自分のやり方を実現したいという意欲も大きいので、いい意味ではいろんな施策を考えて実践に移してもいるので、そういうところは対外的にも評価され、ある事業では「先進的事例」としてマスメディアにも積極的に広報したこともあり、県外外からも注目されるようになっていきました。
 確かにそういう「能力」については周囲も認めざるをえず、彼女の功績も大きいものがあります。

 そういうタイプの人と一緒に何年か仕事をともにしてきて、正直社会福祉士という職業につく人も皆が皆福祉への思いは一様ではないと気づかされましたし、あまり「専門職」面している人って信用できないということも感じました。
 少なくとも私は、この社会福祉士と一緒に仕事をする中で、自分自身の価値や信念のある部分が彼女によって脅かされ(後半はさんざん陰口を叩かれたりあからさまな態度を取られたり・・)、また自分が内面では違うと思うことでも組織の御旗にも逆らえず(多数決の原理で彼女に逆らえないような空気で、みなが彼女の意見に同調することになるのですが)、結果自分を抑うつ状態に追い込んでしまったことがありました。心で思っていることと、反対のことを選択しなければならない中間管理的な立場としての立ち位置も自分を追い込みました。
 家に帰れば、彼女が嘲笑するような発達障害の子どもを持つ一人の親ですし、わが子の通う養護学校には重度の知的障害者もたくさん通い、何よりも自分自身も障害児療育を実践してきた一人として、障害児を持つ母親の思いもたくさん学ばせていただいた身でもあります。仕事を通してみせる彼女の対応にどうしても納得のいかないものを感じながら何年か一緒にやってきましたが、限界がありました。
  
 個々のケースに信頼されるよりも、業界団体や連携先の関連団体に自己アピールすることのほうが優先されている人。自分の存在価値を認めさせてやりたいという気持ちのほうが優先し、目の前の社会的弱者に暖かいまなざしを向けられない人。
 自分の本質的な内面の課題を解決することなく、対人援助にかかわることで、自分が抱える葛藤を相手にすり替えて癒そうとする。その一つの手段が社会福祉士という職業に就くことだったりする人って実は案外多いのかもしれません。
 
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